性悪毒舌アイドルと甘すぎる日常を。

「…体調は?どうなの」


「帰って来た時よりは回復した」


まぁ、食欲はあるみたいだし、一晩経てば更に回復するかも。


心配しすぎなくてもいいのかもしれない。


「…風呂入ってくる」


「そう。なら私は帰るね」


そう告げると、不満げに視線で訴えかけてくる。


…なに。


まさか、ここにいろ、と?


甘えたい気分なの?


甘えたちゃんなの?


案外可愛いとこあるよねー。


こんな整った顔して、トゲトゲした性格してんのに。


「しょうがない。お風呂で倒れられたら困るし、いてあげる」


「…15分経って出てこなかったら覗きに来て」


「はいはい」


まぁ、病人だからしょうがないよね。


今日だけは素直に指示に従ってあげよう。


「ホントにヤバそうなら大きな音で知らせて。助けに行くから」


「…ん」


ふらふらしながら風呂場に向かっていく。


「…ホントに大丈夫なのかな」


無理してお風呂入らなくてもいいじゃんって思うんだけど、アイドルだとそうはいかないのかな。


無事に入れるといんだけど…。