性悪毒舌アイドルと甘すぎる日常を。

え、違うの?


てっきり嫌味言われてんのかと思ったんだけど。


「毎日毎日、“今日も私可愛い!”って思いながら生活しないだろ。それと同じ」


「そりゃ私はあなたみたいに綺麗な顔はしてないからね」


「……自覚ねぇのか」


「え、なにが?」


そんな冷めた目で見ないでよ。


さっきまでの可愛い東雲碧はどこいった?


「なんでもない」


「あ、でも、ブスの自覚はないよ?」


「んなことは分かってる」


…ふーん…。


私のことをブスだの何だの言ってたくせに、思ってはないんだ。


「へぇ〜。ってことはぁ、私のことを可愛いって思ってくれてるってこと?」


そういうことだよね?


顔を覗き込んでわざと小首をかしげてみる。


あざと女子ってやつ?


「自惚れんなブス」


「えへへっ」


「……余計体調悪くなるわ」


とか言いつつうどんを食べ続けている。