性悪毒舌アイドルと甘すぎる日常を。

なんだかんだ元気そうだし?


私もう帰ろうかな?


いつまでもいたって、邪魔だよね!


「じゃっ、私帰るね!お大事に!」


―グイっ


「へっ…!?わっ!?」


腕を引っ張られバランスを崩した身体が、東雲碧に直撃する。


真正面から抱き合う形。


熱で少し赤い東雲碧の顔が目の前にある。


「あっ、ごっ、ごめん!」


やだ、私ったら!


「ホントごめん!!」


ドドドドド…ッ


やばい、心臓の音聞かれてないよね?


―ガタンっ!


「痛っ!!」


慌てて立ち上がった勢いで腰をテーブルに強打。


激痛が全身に広がり、また東雲碧の元へ倒れ込む。


「帰んな」


耳元で囁かないでよ…!!


「か、帰らないから離して?」


いつまでも抱きとめられてちゃ心臓が爆発してしまう。


「お前、飯は?」


「な、ないけど。うどん一人前しか買わなかったし」


「じゃあ一緒に食お。うまい」