【完】溺愛禁止令







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それからは何事もなく水族館に到着。


風音のせいでどっと疲れたけど…。
隣で花音が楽しそうにしてるから、まぁいっか。




「見て! ペンギンいる」




指をさして、俺に“ペンギンがいることを教えてくれる花音”。


……んー、かわいい。




思わず頬が緩んで、花音の頭を撫でる。
「そうだね」って返すけど、今はペンギンに夢中らしく、俺に頭を撫でられても無反応だ。





「ペンギンって飛べないんだよね」


「うん」


「なんかちょっと親近感」




…えぇ?
飛べない、っていうところに親近感を感じたの?


そりゃあ、人間は飛べないけど…。
花音って変わってる。