「それにしてはそんなオシャレしちゃって、みっくんに好かれようと背伸びしてんじゃないの?」
「…おい、風音」
コイツ何言いだすんだ。
めちゃくちゃ可愛いし似合ってんのに、これで花音が自信なくしたらどうしてくれる。
俺が心配して花音を見下ろすと、少しだけ潤んだ瞳で、普段見ない強気な顔をしていた。
「…そりゃ、好かれたいですよ。せっかくのデートなのでちょっとでも可愛いって思われたいじゃないですか…っ」
……は?
花音も花音で、何言ってんの…?
ヤバイ、顔のにやけが止まんない。
…そんなん、期待するって。普通に。



