【完】溺愛禁止令







そして、二日目。
自由行動。



京都の町で各々買い物をして楽しむ生徒たち。
歩いているだけで、あちこちにうちの学校の制服を見かけた。





絃くんとこころちゃんは完全に別行動だし…。


前の方では、相変わらず与田さんが尊くんの隣を占領している。





はぁ…。
結局昨日も、みんなのところに戻ったあと与田さんに睨まれたし、尊くんにべったりだったし。





ホテルでもこころちゃんの惚気話を聞くばかりで自分のことは相談できなかったしなぁ。



ずっとモヤモヤしてるから気持ち悪い…。



俯きながらなんとか歩いていると、不意に隣に気配を感じた。




「小波さん、大丈夫?」


「…え」