「…あ、髪型変えたんだ」
「うん、こころちゃんがこの方がいいって……」
若狭さん、いい仕事したね。
さっきまで下ろしっぱなしだった花音の髪は上の方で一つに結ばれて、その両端はみつあみになってる。
…かわいいけど、うーん…。
誰にも見せたくないかも。
こんな姿。
「…尊くん? 変だった…?」
「……何言ってんの。めちゃくちゃ似合ってるよ」
俺も照れてしまって、花音と目が合わせられない。
もー…目に毒だって、こんなん。
「…へへ。よかったぁ」
伏目がちに笑う花音。
…今、どういう感情?
俺はね、花音のことが愛おしくてたまらないんだけど。



