【完】溺愛禁止令








そのままわたしも睡眠……。
…なんて、できるわけもなく。




目はパッチリ。
起きたままぼーっとしていたら。





──ピンポーン





ふと、インターホンが鳴った。
…お客さん?




たぶん、出たほうがいいよね…。




わたしはそーっと尊くんの腕の中から抜け出して、ベッドから立ち上がる。




少し乱れた髪を手櫛で整えながら一階へ降りて、「はーい」と返事しながら玄関のドアを開ける。





「……は?」


「え」





そこに立っていたのは、紛れもなく。



尊くんの幼馴染でハーフアップのギャル、千代森風音さんだった。