おかゆを作り終わって、そーっと部屋に戻る。
ドアを開けると、規則正しく寝息を立ててる尊くん。
机の上におかゆのお皿を置いてベッドのそばに座って、その寝顔をのぞき込んだ。
…綺麗な顔。
ほんと、こんなかっこいいひととわたしみたいな地味な女が一緒に勉強会したり、一緒に海行ったり、本当はありえないんだよなぁ。
尊くんは。
…どうして、わたしなんかと一緒にいてくれるんだろう?
「……ん、」
ぼんやりしていたら、尊くんが小さく声をあげた。
起きたかな…?
眺めていると、綺麗な奥二重のまぶたがゆっくり開く。
「…かの、ん」
「うん。わたしだよ」



