クラスの中心的グループの女子だった。
学級委員や生徒会委員になるようなタイプでは無いけれど、発言力があって、みんなが困っていたらいつも率先してまとめ役になる子だった。
理不尽なことは言わない。
信頼もされている。
今回だってちーちゃんの言い分と状況を見て、言ってるだけだった。
その正義感が私を完全に犯人にした。
誰も何も言わなかった。
私も、「私の言い分は聞いてくれないの?」って言えなかった。
声が出なかった。
片方だけの話を聞いて、一方的にどちらかだけを信じるなんて酷過ぎるって思うけれど、
ちーちゃんが掲げた証拠は、警察なんかじゃない私達にとって、一方を悪人に仕立てあげるには十分だった。
学級委員や生徒会委員になるようなタイプでは無いけれど、発言力があって、みんなが困っていたらいつも率先してまとめ役になる子だった。
理不尽なことは言わない。
信頼もされている。
今回だってちーちゃんの言い分と状況を見て、言ってるだけだった。
その正義感が私を完全に犯人にした。
誰も何も言わなかった。
私も、「私の言い分は聞いてくれないの?」って言えなかった。
声が出なかった。
片方だけの話を聞いて、一方的にどちらかだけを信じるなんて酷過ぎるって思うけれど、
ちーちゃんが掲げた証拠は、警察なんかじゃない私達にとって、一方を悪人に仕立てあげるには十分だった。



