「カフェの事件のカメラに映ってたのもちーちゃんなの?」
「そうだよ。誰かに見られた時の為にインソールスニーカーで身長かさ増しして、ウィッグでショートカットに見せたりして。案外騙せるもんだね」
「写真はなんでバラ撒いたの」
「シイナを狙ってるって分かんないと意味無いじゃん。バッチリだったね。渚先輩とも仲良くてイライラしてる女子はけっこう居たと思うし、ついでにバイトからも追い出してやろうと思って。慈善事業だね」
「ちーちゃんがヤッたことは完全に犯罪だよ!?今までなら話せば和解できたかもしれない。でも犯罪まで犯しちゃったらもう戻れないよ!」
「それがどうしたの」
「ちーちゃん?」
「そんなことどうでもいい。あんたのことで朔が悩んでることだってもう我慢できない。だから朔を救ってあげるの。そしたら朔は私のところに戻ってこれる。それが正しい在り方なの」
「それじゃあやっぱり、生徒手帳を盗んだのも渚先輩じゃなかったんだね…」
「あれ?安心したぁ?ほーらやっぱり!こんな状況でもずーっと先輩のことばっか!やっぱこんな女さっさと捨てれば良かったのに。朔ってばどうしちゃったのよ」
「先輩を騙したことは許さない!巻き込むことなかったじゃん!私が憎いなら私だけに復讐すれば良かったのになんであんなに優しい人を不幸にするの!?」
「朔が許せないからだよ」
「朔が?」
「朔が先輩を許せないから代わりに消してやったの。朔の為ならなんだってできる。あんたとは覚悟が違うの」
「そんな覚悟なら無いほうがいい…」
「負け犬おもしろ。キーホルダーの時もそうだけど、あんたって本当に私物が無くなってもなんの違和感も持たないからさ。学生証盗むのも簡単だった。シイナがドリンクバーを使う時、氷の量にこだわりがあるの知ってたんだよね。言ったでしょ?“シイナのことならなんでも知ってる”って。
盗むだけ盗んで、隙を見て渚先輩の鞄に忍ばせるかぁって考えてたら、運良く先輩もトイレ行くんだもん。本当に私ってば神様に愛されすぎだよね。すっごく簡単な仕事だったわ」
「持ち物検査はたまたまだったの?」
「知ってたんだよ?職員室に行ったら明日のホームルームは持ち物検査だって先生達が話してるの聞いたから二人をファミレスに誘ったの」
「私の番になった時、楽しかった?」
「うんっ!本当に楽しかった。先生に連れられて出ていく時も、渚先輩のことが発覚した時の朔の絶望した顔も。あんなに満たされたのは久しぶりだったなぁ」
「ちーちゃんは嘘つきだよ」
「何が?」
「朔を傷つけたりしないって言ったじゃん!嘘つき!ちーちゃんがヤッたことで朔はずっと傷ついてた。朔を一番傷つけたのはちーちゃんだよ!」
「バカじゃないの!?結果的にあんたと引き離してやったんだよ!?朔の未来は私のおかげで幸せになったの!私だからできたんだからね!?」
ちーちゃんに強く肩を押されて床に倒れた。
仰向けになった私にちーちゃんが馬乗りになる。
「そうだよ。誰かに見られた時の為にインソールスニーカーで身長かさ増しして、ウィッグでショートカットに見せたりして。案外騙せるもんだね」
「写真はなんでバラ撒いたの」
「シイナを狙ってるって分かんないと意味無いじゃん。バッチリだったね。渚先輩とも仲良くてイライラしてる女子はけっこう居たと思うし、ついでにバイトからも追い出してやろうと思って。慈善事業だね」
「ちーちゃんがヤッたことは完全に犯罪だよ!?今までなら話せば和解できたかもしれない。でも犯罪まで犯しちゃったらもう戻れないよ!」
「それがどうしたの」
「ちーちゃん?」
「そんなことどうでもいい。あんたのことで朔が悩んでることだってもう我慢できない。だから朔を救ってあげるの。そしたら朔は私のところに戻ってこれる。それが正しい在り方なの」
「それじゃあやっぱり、生徒手帳を盗んだのも渚先輩じゃなかったんだね…」
「あれ?安心したぁ?ほーらやっぱり!こんな状況でもずーっと先輩のことばっか!やっぱこんな女さっさと捨てれば良かったのに。朔ってばどうしちゃったのよ」
「先輩を騙したことは許さない!巻き込むことなかったじゃん!私が憎いなら私だけに復讐すれば良かったのになんであんなに優しい人を不幸にするの!?」
「朔が許せないからだよ」
「朔が?」
「朔が先輩を許せないから代わりに消してやったの。朔の為ならなんだってできる。あんたとは覚悟が違うの」
「そんな覚悟なら無いほうがいい…」
「負け犬おもしろ。キーホルダーの時もそうだけど、あんたって本当に私物が無くなってもなんの違和感も持たないからさ。学生証盗むのも簡単だった。シイナがドリンクバーを使う時、氷の量にこだわりがあるの知ってたんだよね。言ったでしょ?“シイナのことならなんでも知ってる”って。
盗むだけ盗んで、隙を見て渚先輩の鞄に忍ばせるかぁって考えてたら、運良く先輩もトイレ行くんだもん。本当に私ってば神様に愛されすぎだよね。すっごく簡単な仕事だったわ」
「持ち物検査はたまたまだったの?」
「知ってたんだよ?職員室に行ったら明日のホームルームは持ち物検査だって先生達が話してるの聞いたから二人をファミレスに誘ったの」
「私の番になった時、楽しかった?」
「うんっ!本当に楽しかった。先生に連れられて出ていく時も、渚先輩のことが発覚した時の朔の絶望した顔も。あんなに満たされたのは久しぶりだったなぁ」
「ちーちゃんは嘘つきだよ」
「何が?」
「朔を傷つけたりしないって言ったじゃん!嘘つき!ちーちゃんがヤッたことで朔はずっと傷ついてた。朔を一番傷つけたのはちーちゃんだよ!」
「バカじゃないの!?結果的にあんたと引き離してやったんだよ!?朔の未来は私のおかげで幸せになったの!私だからできたんだからね!?」
ちーちゃんに強く肩を押されて床に倒れた。
仰向けになった私にちーちゃんが馬乗りになる。



