俺が横目で沢瀬を睨むと、沢瀬があくびを1つしてから小さく首を振って、コンビニのビニール袋を俺に突き出してきた。
「さすがにそこまでしませんよ。アイスも溶けちゃいますし・・・。あ、先パイ、アイスどーぞっ!」
反論する間もなくアイスクリームを手渡し、沢瀬は走り去っていった。
少ししゃべっていただけだというのに、アイスクリームはもうずいぶんやわらかくなっていた。
冷たくて甘いアイスが、舌の上で溶ける。
「…何言ってんだか」
俺はわけのわからないことを口走ってしまったさっきの自分へ大きなため息をついた。
「さすがにそこまでしませんよ。アイスも溶けちゃいますし・・・。あ、先パイ、アイスどーぞっ!」
反論する間もなくアイスクリームを手渡し、沢瀬は走り去っていった。
少ししゃべっていただけだというのに、アイスクリームはもうずいぶんやわらかくなっていた。
冷たくて甘いアイスが、舌の上で溶ける。
「…何言ってんだか」
俺はわけのわからないことを口走ってしまったさっきの自分へ大きなため息をついた。


