この恋、危険物につき取扱注意。

「…暑い」



俺は思わずそう独りごちる。



温暖化が進む世の中に、真夏の熱帯夜。


しかも部屋にクーラーがないとくれば、扇風機なんてもう気休めぐらいにしかならない。




俺は立ち上がって、着古したジーンズのポケットに財布を突っ込み近所のコンビニへと向かう。





蒸し暑く生ぬるい風が頬をすべる。


コンビニのドアを開けた途端、冷たい空気が外気に混じりきらずに流れてきた。





ジュースでも買おうと思って来たのだが、そこで1番会いたくない奴に出会ってしまった。