「まぁ、私の話はそれくらいで次は南だから三浦先生との馴れ初めとか聞きたい」

「俺も、意外と三浦から聞かない。学生時代の話とか」

「ふふっ、じゃあ私と晴の学生時代のこと話す」

「え、いいよ。俺の昔は」

「私と晴は、家が隣同士で親同士仲良かった。昔から、晴はモテてたね。体育祭とかキャーキャー言われてた」

「モテモテじゃん、三浦」

「お前もモテだろ。どうせ」

「 まぁ、それなりにね」

と、良くわからない自慢が始まったので隣の南に

「お手洗いかりていい?」
ぼそっと言って一旦退出した。