「オレ、彼女できたわ」
放課後のファミレスで
吉永に告げた
「え、ウソ…
ウソでしょ
今日ってエイプリルフールだっけ?
違うよね?」
「や、だから、本気で…」
吉永は信じなかった
オレに彼女ができて悪いか
オレをみくびるな
それとも羨ましいのか
けど吉永は
「おめでとーーーーー!!!!!
やったじゃん!水ノ!
やったー!やったー!」
自分のことみたいに喜んでくれた
このファミレスで
吉永と夢を語った
「高校生になったら彼女がほしい!」
そんなこと吉永にしか言えなかった
吉永と友達になってどれくらい経ったか…
数いる友達の中で
吉永はなんか特別なところがあった
本音も弱音も吉永には言えた
オレに彼女ができたことを
喜んでくれた吉永
オマエいいヤツじゃん
吉永と友達になってよかったって
改めて思った



