「口説かれても…いいの?」
「え…?」
「水ノに酔って口説かれて
抱かれた女の子達みたいに
私のことも抱けるの?」
「え…」
水ノの笑いが止んだ
私の冗談にものってよ
自分は笑ってごまかしたのに
「ひいた?
水ノも私も変わったね
…
付き合ってた時は緊張してて…とかさ
あの時はピュアだったのにね
…
変顔したり冗談言ったり楽しかったのに
ノリ悪くなったね
…
なんか、つまんない
大人って、つまらないね
…
今日もちょっと頑張ってメイクしたんだけどな
髪も伸びたけど
それだけじゃ無理か…」
冗談じゃなかった
水ノがもぉ私に気がなくても
抱かれてみたくなった
キスしてほしかった
だって…
あの時と変わらない
私の好きな笑い方だったんだもん
だって…
他の女の人は抱けるんでしょ
なのに私はダメなの?
悔しかった
たぶん…
水ノは私にもぉ興味ない
でも…
私はまだ水ノが好きなんだ



