俺の服はほとんど俺ように母さんが作ってくれたものでここにはたくさんの服がおいてある


衣装部屋っていう言葉がしっくり来る部屋


服ありすぎてどんな服着ようかいつも迷う、


まぁ今日は兄さんたちのところに行くから可愛らしいけど動きやすい服を選んで着替えていく


大きな姿見の前でウィッグとかカラコン服とかの身だしなみを整え衣装部屋を出た


部屋を出ると


「話し通しといたからね〜」


と電話を終わらせた母さんが言った


兄さんたちが通っているところは母さんの知り合いが理事長をしていて


割と暴走族が多いらしい、


というか俺の兄さんも姉さんも族に入ってて副総長と総長してる


それぞれ別の族でね、


姉さんの方はレディースで総長をしてる


んで、母さんが初代


兄さんの方は副総長で理事長が先代らしい


さっきの母さんの言葉に『はーい、』と返事をし


『何時に帰ってこればいい、、?』


と聞く、嫌だけど出ないといけないし、


「遼弥たちと帰っておいで 時間は言ってあるから」


兄さんたちが知ってるならいっか


『はーい、じゃぁ行ってくるね』


母さんに返事をし、俺は下に降りてバイクに跨った