ギャルゲーオタクの幼なじみとほんの少し大人になれました

「悪い。苦しかったよな」


「黒炎君、やっぱり変だよ?」


「男らしい俺が好きなんだろ?だったら、見せてやるよ。普段、見せてない俺の一面を」


「ちょ……」


休む暇もなく、黒炎君は私の胸に触れてきた。


「んっ……!」


感じたこともない感覚。出したこともない甘い声。自分なはずなのに、私が知らない自分がそこにはいた。


「このまま入れてもいいか?」


「は、はい……///」


なんとなくかしこまる私。


「………」


黒炎君の動きがピタリと止まった。


「ど、どうしたの?」


「無理……だ。やっぱりムリだ」


「え?」


「恥ずかしいから無理だ///」


「えぇ!?」


ここまで来て、オワズケ!?