君に贈る花

恋愛(ピュア)

夜宵/著
君に贈る花
作品番号
1708682
最終更新
2023/10/11
総文字数
2,161
ページ数
3ページ
ステータス
未完結
PV数
15
いいね数
0



きっとそれは、神様の気まぐれ。


変わらない毎日に少しの違和感を覚えた日に、


私は貴方に出逢う。


「“初めまして”」


─誰もが振り返りそうな、美貌を持つ彼。


どこか懐かしさを覚える初対面の彼は、


「君の幸せを祈るよ」


少し、変わっている人だった。






一之瀬宵華(Ithinose shouka)

×

柊紫苑(Hiiragi shion)






お母さんは亡く、小説家のお父さんと2人暮らし。


変わらない毎日。穏やかな日々。


優しい人達に囲まれた日々の中、


僅かな違和感は、次第に大きくなって。


「私は…死んでしまうの?その為に、貴方は」


震える声で訊ねた私に、みなまで言わせず、彼は私を抱き締めた。


「宵華」



涙が止まらない宵華を見て、彼は笑う。


孤独を押し殺した、優しい瞳を歪めて。



「愛してる」



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