目で訴えると図星だったようで、優は「ごめん。」と謝った。



「藍華が行きたいとこに行く予定で...何も考えてなかったわけじゃないんだけど...。」



どうやらそれは嘘じゃないらしかった。



私はとりあえず中心部に行きたくて、優にそう伝える。



ここはいわゆる郊外だから。



私と優はバスに乗り、目的地へ向かった。