「ごめんね。遅くなって。」



「別に時間に遅れたわけじゃないし、謝る必要ないよ。」


すると優は私をもう一度ちらっと見てからさりげなく私の手をとった。



その瞬間私は全身が熱くなるのを感じた。



やばいやばい。



心臓がこれでもかってほど動いてる。