翌朝。 オレはひとつの覚悟をして、美咲を待った。 もし、お前がまたいつもみたいに笑ってくれたら。 “幼馴染み"として、もう一度やり直してくれたら。 ……そしたらオレは、お前に気持ちを伝える。 これ以上、美咲のいない生活は我慢できない。 フラれたらフラれたで、側に居られれば何でもいい。 気持ち伝えないままずっと気マズイままより何倍もマシだ。