【完】子犬なんかじゃないから、いただきます。






無意識にあんなこと書いちゃうってことは…。
やっぱり、そういう意味で好き…なのかな。




どんどん初恋を思い出して困る。
忘れるなんて、夢のまた夢かも。




…というか、ほんと。
中学までの間に忘れられてないんだったら、今更無理だよね。



おまけに、ご本人様にも再会しちゃうし?
…さいあく。





「羽依?」


「わっ……」





考え事に夢中になってて足音に気づかなかった。
リビングに顔を出すヒヨと目を合わせる。





「電気もつけないで何してんの」


「あ…喉乾いちゃって」




ヒヨは「ふーん」といいながら歩み寄ってくる。
近くに来ると、暗い中でも顔がよく見えるようになった。