勝手に冷蔵庫を物色。
ヒヨのことだし、怒られないでしょ。
緑茶発見。
いただきます。
勝手にコップを持ち出して勝手に注いで、好き勝手やってる。
でもね、ヒヨはたぶん許してくれちゃう。
よくも悪くも、ヒヨには嫌われてない…と、思うから。
正直、10年ぶりの再会で不安だった。
あたしへの印象変わってたらどうしよう、とか。
遊び人になったこと知って引かれたらどうしようとか。
だけど、案外その心配はいらなそう。
六年間毎日隣にいた幼馴染の絆、なめてた。
ヒヨのこと全然分かってないのは、あたしだ。
コップ一杯分の緑茶を飲み干して、「はぁ」と小さくため息。
…あたしって、ヒヨのことどう思ってるんだろう。
さっきの背中伝言ゲームを思い出す。



