だから自重しとく。
勉強しにきたんだからね、今日は。
「かわりにコーヒーとかある?」
「…あるけど……羽依、コーヒーなんか飲めるようになったの?」
あ。
いけないんだぁ、ヒヨ。
レディを子供扱いしないの!
「ヒヨの記憶の中のあたしって幼稚園児でしょ。そりゃコーヒーくらい飲めるようになるよ!」
「…まぁ、それもそっか。俺も羽依も成長するんだな」
当たり前だよ。
だけどね、言いたいことわかる。
感慨深いよね。
10年前幼稚園児同士だったのに、今こうして高校生になってテスト勉強に勤しむなんて。
ヒヨのこと、ガン見してみたら。
「あんま見んな、バカ」
…って、怒られた。
ヒヨはもっとココア飲んで心落ち着けて。



