【完】子犬なんかじゃないから、いただきます。





そっか…。
桃奈も、ついに次へ進んだんだね。





「相手は?」


「……その、一年生…」


「え、一年生って……」




だって、この前入学してきたばっかりじゃん。


また一目惚れかぁ…。





「駅前でナンパされてたところ助けてくれたんだよね」





琴音が代わりに暴露。
桃奈は恥ずかしそうにしてる。



ナンパからはじまる恋って、なにそれ、ロマンチックじゃん。いいじゃん。




「へぇー、あの桃奈が後輩くんかぁ」


「世の中何があるか分かんないよねぇ」




思い思いの発言をするあたしと琴音に、「もうわたしの話はいいでしょ!」と痺れを切らした桃奈。



うん…この空気、好きだ。