【完】子犬なんかじゃないから、いただきます。






キーホルダーチェーンももらって、あとからスクバにつけようってルンルン。




「嬉しそうだね」




って葵に言われちゃうくらいにはね、目に見えて浮かれてたらしい。




「次はどこ行く?」


「んー、そういえば、1組がかき氷やってるんだって」





まだ暑いからね。
食べに行こう。




1組の教室はもう目と鼻の先。
葵の手をつかんで、駆け足。




「そんな慌てなくてもかき氷は逃げないよ…羽依」


「はやく食べたかったんだもん」




葵にまで呆れられた。
あたし、子供っぽいかな?



…うん、未だに成長しないよね。




「あたしストロベリー!」


「じゃあ、俺はブルーハワイで」




お金を渡して、かき氷が出来上がる様子を眺める。