【完】子犬なんかじゃないから、いただきます。





夏休み明けてからも何度か一緒に帰ってるけど、あの夏祭りの日以来…変に意識しちゃって、だめだ。




隣に立つだけで顔が火照りそう。





「そういえばね、聞いて、ヒヨ」


「ん?」




気を紛らわすために話題提示。
ミニニュース。




「あたし、文化祭の日コスプレするんだって」


「ふーん」




って、興味なし?




「実行委員の仕事で、クラスの出し物参加出来ないから」


「何着んの?」





それを決めかねてるんだよね。
ヒヨの顔を見上げると、ヒヨはまっすぐ前を向いたまま。




「何がいいと思う? ナースか、メイドか…シスターとかもいいなぁ」




指を折って候補を出していたら、ヒヨが横から一言。