「成輔さんがお姉ちゃんを好きなのは知ってるけど、お姉ちゃんは? 成輔さんのことは好きになれない?」
ストレートな質問に、うーん、と唸ってしまう。
「苦手、ではある。人間的に合わない」
「ふむふむ」
「でも、結婚相手としてメリットをばば~っとあげられたのよ。そうしたら、条件だけなら悪い相手じゃない気もしてきてる。お父さんとお母さんは、風尾グループとの繋がりのためにも、私と成輔の結婚を望んでいると思うし」
そのまま私は成輔から提示されたメリットをつらつらと口にする。百合はそれをじっと聞いていた。
「でも、打算で結婚するのって、成輔に悪いような気がするんだよ。ほら御曹司だし、いくつもの会社のCEOやってる実業家だし、顔もすこぶるいいし。私みたいな地味ブスが打算で捕まえていい相手じゃないよなあって……」
「あのね、お姉ちゃん。そもそもの話なんだけどお姉ちゃんは地味でもブスでもありません」
百合は呆れた顔で言う。私は眉をひそめて笑う。
「どこからどうみても地味ダサブスの眼鏡ですわよ。同じ姉妹なのに、百合は楚々とした美人で、……そこはめちゃくちゃ自慢なんだけど、私は違うなあって」
ストレートな質問に、うーん、と唸ってしまう。
「苦手、ではある。人間的に合わない」
「ふむふむ」
「でも、結婚相手としてメリットをばば~っとあげられたのよ。そうしたら、条件だけなら悪い相手じゃない気もしてきてる。お父さんとお母さんは、風尾グループとの繋がりのためにも、私と成輔の結婚を望んでいると思うし」
そのまま私は成輔から提示されたメリットをつらつらと口にする。百合はそれをじっと聞いていた。
「でも、打算で結婚するのって、成輔に悪いような気がするんだよ。ほら御曹司だし、いくつもの会社のCEOやってる実業家だし、顔もすこぶるいいし。私みたいな地味ブスが打算で捕まえていい相手じゃないよなあって……」
「あのね、お姉ちゃん。そもそもの話なんだけどお姉ちゃんは地味でもブスでもありません」
百合は呆れた顔で言う。私は眉をひそめて笑う。
「どこからどうみても地味ダサブスの眼鏡ですわよ。同じ姉妹なのに、百合は楚々とした美人で、……そこはめちゃくちゃ自慢なんだけど、私は違うなあって」



