ゆなと、ここなは天下一舞踏ラーメンという店で夕食をとることとなった。ゆなと、ここなは店に入った。カウンター席に着いた。ゆなと、ここなはお品書きを見た。
 「なんにする?」
 と、ここな。
 「ううん」
 と、ゆな。
 「野菜ラーメン頼もう。あと、酎ハイ」
 と、ここな。
 「じゃ、じゃあ、私も」
 と、ゆな。
 「あいよ」と店のおじさん。
 しばらくすると、ラーメンが出てきた。
 「はい」
 おじさんは、ここなの前にラーメンを置いた。
 「はい」
 おじさんはゆなの前にラーメンを置いた。
 そうしておじさんは酎ハイの入ったジョッキをここなと、ゆなの前に置いた。
 「じゃあ、乾杯しよう」
 と、ここなが言った。
 ここなはジョッキを持った。ゆなはジョッキを持った。
 「かんぱーい」
 と、二人はジョッキをかちならした。
 ここなは、ジョッキを口につけ、少し飲んで、ジョッキを置いた。ゆなもちょっと飲んでジョッキを置いた。
 「おいしいねえ」
 と、ここな。
 「うん」
 と、ゆな。
 ここなは、箸をとった。ゆなは箸を取った。
 「いただきまあす」
 と、二人で言った。二人は顔を合わせて微笑んだ。
 ここなは、蓮華にめんをいれて、すすった。音を立てずにすすった。ゆなも蓮華にめんをいれ、すすった。音を立てずにすすった。
 「おいしいねえ」
 と、ここな。
 「うん」
 と、ゆな。
 二人はラーメンを食べた。
 二人は最後に酎ハイを最後まで飲んだ。
 「ふわあ」
 と、二人。