頷くと、手を繋がれた。
いつもだったら、ドキドキするところだけど……
今は篠宮さんがいるから。
さすがに自重した。
「相変わらず素晴らしい庭園ですわ」
輝悠先輩が案内したのは客間。
窓から見える庭園に篠宮さんの目は釘付けになった。
まぁ、確かに凄いよね……
ここの庭園はいつ見ても、綺麗。
有名な庭師を雇ってるって前に輝悠先輩から聞いたことがある。
「ここにいたか、輝悠。話したいことがあるんだが、来てもらってもいいか?」
「父さん。分かった。未珠ちゃん、桜子、ごめんけど行くね。楽しんで」
「はい、分かりました」
「分かりましたわ」
輝悠先輩は輝悠先輩のお父さんから呼び出され、私と篠宮さんの2人きりになった。



