「未珠ちゃん」
「何ですか?」
隣にいる輝悠先輩から小声で話しかけられ、輝悠先輩の方を向く。
そういえば、いつの間にか気にならなくなってたみたい。
なんて思っていると、何故か輝悠先輩の顔が近づいてくる。
何だろう……?
不思議に思っていると、頬にキスをされた。
思わず頬を手で押さえる。
顔も赤くなってしまった。
「輝悠先輩、何するんですか……!」
小声で咎めた。
周りには人もいるのに、信じられない……
「あまりにもプラネタリウムに集中してて、妬けちゃったから。これで少しは俺のことも意識してよ」
なのに、輝悠先輩は悪びれもせずにあっけらかんと言い放つ。
輝悠先輩はずるすぎるよ……
輝悠先輩の思惑通り意識してしまい、全然集中できなかった。



