「あら~、いらっしゃいませ~!」
入った瞬間、野太い声が響いた。
言い方からしたら女の人だけど、声は男の人っぽい。
どう見ても、オネェさんだよね。
「なあに、あなた達恋人繋ぎなんてしちゃって!あ、もしかしなくても、カップルシートをご所望かしら?」
まだ何も言ってないけど……
「はい、そうです」
輝悠先輩は笑顔で答えた。
「まぁ、やっぱり!それにしても、あなた随分綺麗な顔してるわね~!でも、安心して!既に女がいる男は狙わないの」
「そうですか」
キャラが濃い人だなぁ……
輝悠先輩も反応に困っているように見えた。



