「プラネタリウムって、最近繁華街にできた?」
「はい、そこです」
頷いた。
どうだろう……?
行ってくれるかな……?
「分かった。そこにしよっか」
どうやら、いいみたい。
輝悠先輩は私の手を取った。
そして、恋人繋ぎに変える。
「き、輝悠先輩……」
「俺達は恋人同士なんだから、恋人繋ぎをしてもおかしくないよ。未珠ちゃんは嫌?」
そんな聞き方をするのはずるい……
そもそも、嫌なわけがないのに……
「嫌じゃない、です」
「そう。ならよかった。じゃあ、このまま恋人繋ぎでいいね」
輝悠先輩は柔らかい笑みを浮かべた。
その笑顔を間近で見てしまった私は心臓が高鳴った。
輝悠先輩の笑顔は心臓に悪い。



