輝悠先輩、何て答えるんだろう……?
思わず不安になった。
「すみません、お客様。俺には可愛い恋人がいるので、お客様のお誘いを受けることはできません」
輝悠先輩の一言にシーンと静まり返るのが分かった。
可愛い恋人……
それって、私のこと、だよね……?
顔が紅潮していく。
今、とても人前で晒せるような顔じゃない。
「え~、嘘~!」
「ショックなんだけど~!」
少し遅れて、悲鳴が飛んだ。
声からしても、ショックを受けているのが伝わってくる。
「俺に彼女かいるって話広めておいてください。不安にさせたくないので」
「えっ、それって、彼女さんは同じバイト先の人ってことですか?」



