「はい、そうです」
忘れそうになるなんて……
今までなかったのに……
少しショックを受けながら肯定した。
「なら、一緒に行こう?確か時間も一緒だったよね?」
「はい」
その提案には頷いた。
「じゃあ、行ってくるね。父さん」
「あぁ」
部屋から出て少し歩いたところで……
「輝悠、未珠ちゃん!」
潤さんに会った。
「2人でどっか行くの?あ、もしかして、デート!?」
「違うよ。これからバイトがあるから、バイトに行くだけ。未珠ちゃんもちょうど同じ時間にバイトがあるんだよ」
「へー、だから一緒に行くってことか!バイト頑張ってねー、輝悠、未珠ちゃん!」
「あ、はい。ありがとうございます」
「ありがとう、潤」
「うわっ、未珠ちゃんはともかく輝悠が素直にお礼言うとか気持ち悪い!」
「潤、喧嘩を売ってるの?だったら、買うよ」



