喘息発作か…? ここはあまり人通りもなく俺と彼女以外ほとんど人がいなかった。 「大丈夫ですか……?」 俺はすぐに声をかけた。 彼女は制服を着ていてとても小柄な子だった 俺は念の為持っていた吸入器を彼女に吸わせた。 案の定彼女は良くなったみたいだ 「ありがとうございました、とても助かりました」 彼女はそういうと立ち上がろうとした。 病院にでも行く途中だったのだろう 彼女はフラフラしていてとても歩けそうに見えなかった。