ドロ甘な愛を稀血に溶かして



『美織ちゃんの手作り?』



『勘違い……しないでね……』



『勘違い?』



『お父さんとおじいちゃんには、クッキーをあげたよ。でも買ったものだし……』



『ん?』



『環くんにだけだからね……手作りのもの……あげるの……』



『俺だけ? クラスの男子から、チョコをせがまれてたよね?』



『他の男子にはあげない。環くんだけが……特別だから……』



うっ/// /// /// ///



『環くんって女子にモテてるし、告白されてばかりだし。他の女子が環くんに手作りチョコをあげるって張りきってたから、負けたくなくて、みんなよりすごいものをあげたくて、それで3段ケーキならって……思ったんだけど……』