ドロ甘な愛を稀血に溶かして



頷くのが恥ずかしくて、私は瞳を閉じた。

彼の吐息が私の鼻を撫で、唇が触れそうで触れないドキドキで倒れそうになる。



「18歳になったら、俺と結婚してください」



環くんのとろけるような甘い声の後、塞がれた唇。


唇の感触を確かめるように、吐息の甘さを堪能するように、何度も何度もキスを落とされた私は



――もう、立っていられない。



体中の血液が沸騰しそうなほど熱くなってしまい、観覧車の床に崩れるようにしゃがみ込んでしまったのでした。







☆ドロ甘な愛を稀血に溶かして☆


    環♡美織

   HAPPY END



  2023.10.31

     甘沼恋