青空の下、きみと一緒に。

かわいくて大好きな後輩からの、まっすぐなお願い。


この後の返事は、もう自分の中で決まっていた。


「わかった。私、応援席に戻る。それで、千賀谷くんに届くように、一生懸命応援する」

「せんぱいっ……! ありがとうございます!」


千賀谷くんが、お礼を言って私を見つめる。


彼の大きな瞳に宿る光が、星のようにキラキラと輝き出した。