お化け屋敷だ。
正直、意味不明なお化けとなんやらは苦手だ。
子供の頃にそんなので怖くなったらお母さんの布団に隠れていた。
だけど
「行きたいー。」
と大城くんが言うので文化祭は今日だけだしそれなら行った方がいいと思って中に入った。
案の定
「イヤッーーーーーー!来ないでください!」
容赦なく脅かしてくるお化け達に危うくビンタしてしまいそうになる。
怖さで大城くんに引っ付くしかない。
「大城くんいますよね?」
「いるよ。ごめん苦手だったんだ?」
ごめんとか言いつつもなんか笑ってるし。
少しそのことにムッとしながらも
「ヒィ!」
腕を掴まれた。
「やめてやめて!大城くんこっち歩いて!」
「ふっ。かわいー。」
「ふざけないでください。
もうお化けにやられてください。」
こんな時に楽しんだように笑うなんて。
お化けが出てきそうなところは全然平気そうな大城くんを盾にさせてもらった。
「んー。紅蘭ちゃん。」
「はぃっ?」
イライラと恐れ同時にやってきてもうしっちゃかめっちゃか。
「そんなこと俺に言っていいのー?」
「は。」
「俺がこの手離したら紅蘭チャン。1人だよー?
まだまだ道のりは長いだろーね。」
「………イヤッ!」
またまた次はぬるっとしたものが頬に当たる。
………情けないけどこんなところで1人にされてはたまったものじゃない。
「すみません。………一緒に、いてください。」
恥を忍んで言うと
ククッと笑って
正直、意味不明なお化けとなんやらは苦手だ。
子供の頃にそんなので怖くなったらお母さんの布団に隠れていた。
だけど
「行きたいー。」
と大城くんが言うので文化祭は今日だけだしそれなら行った方がいいと思って中に入った。
案の定
「イヤッーーーーーー!来ないでください!」
容赦なく脅かしてくるお化け達に危うくビンタしてしまいそうになる。
怖さで大城くんに引っ付くしかない。
「大城くんいますよね?」
「いるよ。ごめん苦手だったんだ?」
ごめんとか言いつつもなんか笑ってるし。
少しそのことにムッとしながらも
「ヒィ!」
腕を掴まれた。
「やめてやめて!大城くんこっち歩いて!」
「ふっ。かわいー。」
「ふざけないでください。
もうお化けにやられてください。」
こんな時に楽しんだように笑うなんて。
お化けが出てきそうなところは全然平気そうな大城くんを盾にさせてもらった。
「んー。紅蘭ちゃん。」
「はぃっ?」
イライラと恐れ同時にやってきてもうしっちゃかめっちゃか。
「そんなこと俺に言っていいのー?」
「は。」
「俺がこの手離したら紅蘭チャン。1人だよー?
まだまだ道のりは長いだろーね。」
「………イヤッ!」
またまた次はぬるっとしたものが頬に当たる。
………情けないけどこんなところで1人にされてはたまったものじゃない。
「すみません。………一緒に、いてください。」
恥を忍んで言うと
ククッと笑って

