「紅蘭チャン行こ。」
「え、どこにですか?」
「いいから。」
強く手を引かれる。
怖い顔をして何も話さず黙々と進んでいった。
どうしたの?
ていうか文化祭の準備しないと。
委員長がサボってちゃダメだし。
着いたのは空き教室。
「な、んですか?」
壁に押し付けられて
「これだけ、ね……我慢して?」
そう一言言って顔を近づけてくる。
キス、される………っ?
ドキッン、ドッキンっと痛いほどに心臓が暴れている。
カァーと顔が赤くなると同時に前に呼び出されてキスされた時のことを思い出して咄嗟に避けようとしたけど
キスはされなくて、大城くんの顔がゆっくりと首元に。
え……っ?
「ひっ………ぅ。」
なにかが這うようなくすぐったさでゾクゾクする。
「やっ、い……った。」
首筋にチクリとした鋭い痛みが走るけどそれは一瞬ですぐに大城くんは離れた。
「うん。」
納得したように頷いている。
………え?
何をしたの?
あの痛みはなに?
「何したんですか?」
抵抗する間もなく一瞬だったからなにをされたのかいまいち分からなかった。
「んー?秘密〜。
隠しちゃだめだよ?
それと接客中なにかあったらすぐに言ってー?
…………そんな男引き寄せる格好して。」
「なっ。」
引き寄せる格好だなんてっ、してない!
「そっちこそ今日は文化祭ですからね!
サボったりしないように!」
せっかくなんだからサボらずに楽しんでほしい。せっかく執事服も着てるんだし。
「え、どこにですか?」
「いいから。」
強く手を引かれる。
怖い顔をして何も話さず黙々と進んでいった。
どうしたの?
ていうか文化祭の準備しないと。
委員長がサボってちゃダメだし。
着いたのは空き教室。
「な、んですか?」
壁に押し付けられて
「これだけ、ね……我慢して?」
そう一言言って顔を近づけてくる。
キス、される………っ?
ドキッン、ドッキンっと痛いほどに心臓が暴れている。
カァーと顔が赤くなると同時に前に呼び出されてキスされた時のことを思い出して咄嗟に避けようとしたけど
キスはされなくて、大城くんの顔がゆっくりと首元に。
え……っ?
「ひっ………ぅ。」
なにかが這うようなくすぐったさでゾクゾクする。
「やっ、い……った。」
首筋にチクリとした鋭い痛みが走るけどそれは一瞬ですぐに大城くんは離れた。
「うん。」
納得したように頷いている。
………え?
何をしたの?
あの痛みはなに?
「何したんですか?」
抵抗する間もなく一瞬だったからなにをされたのかいまいち分からなかった。
「んー?秘密〜。
隠しちゃだめだよ?
それと接客中なにかあったらすぐに言ってー?
…………そんな男引き寄せる格好して。」
「なっ。」
引き寄せる格好だなんてっ、してない!
「そっちこそ今日は文化祭ですからね!
サボったりしないように!」
せっかくなんだからサボらずに楽しんでほしい。せっかく執事服も着てるんだし。

