「バカバカバカ………っ!」



あぁ。とまれない。


だって、優しい顔で背中をゆっくりさすってするから。


なんでそんなに優しいの………?
普段はあんなに遊んでチャラチャラしてるのに。




ぐちゃぐちゃに歪んだ視界の中で映るのは
ただ相槌だけで優しい顔をして話を聞いてくれた





大城くんだった ─────