「ははっ。すっごい嫌な顔してるねー。紅蘭チャン。」


「………。そんなことありません。
さぁ、始めましょう。の前に、大城くん。
その乱れた制服を直してください。
そしてもう誰も言わなくなっていますが、髪も!
……金髪。校則違反です。
直してください。」



うちの学校は校則が緩い。

だけど、金髪は許されていない。


「は〜い。センセー?」


大城くんは着崩している制服を直したけど、まだ全然直せていない。


はぁ〜〜。

「………じゃあ始めますよ。教科書開いてください。」


まずは数学から。

テスト勉強が始まった。