頑張ってください……………。
私はそれを後ろからそっと見守るだけ。
会話はこっちにも聞こえてきた。
「俺の妹になんか用ですか?」
「なに…………ってえ!?
めっちゃイケメン!!
え、妹!?」
「お、にいちゃん…………。」
周りの子達が騒ぐ中宵ちゃんは1番びっくりしたように目を見開いていた。
「宵。嫌がってるみたいなんでその手離してくれる?」
大城くんは宵ちゃんの手を掴んでいる男の子に少し微笑んでいっている。
それなのに
「えー!大丈夫ですよー。
宵ちゃんもこいつのこと好きで両思いなんで。それよりぃ〜、わたしの連絡先交換してくれませんか?今度ご飯でも!」
女の子は宵ちゃんの手を掴んでる男の子になんやら合図を送って宵ちゃん達は引っ張られて離れてしまう。
あっ………!
離れてしまうと思ったけど
「そーゆうの間に合ってるから。
…………宵。そいつのこと好きなの?」
「違う!だから「だって。離してくれる?
…………これ以上妹に変なことするなら手加減しないよ。」
大城くんが睨みつけながらそう言うとピンッと空気が凍りついたのが伝わってくる。
大城くんの言葉は効果覿面だったみたいで宵ちゃんを囲んでいたみんなは顔を引き攣らせて去っていった。
ひとまず良かった。
ホッと息をついて2人を見つめる。
兄妹だけになった2人は硬い顔をしていた。
私はそれを後ろからそっと見守るだけ。
会話はこっちにも聞こえてきた。
「俺の妹になんか用ですか?」
「なに…………ってえ!?
めっちゃイケメン!!
え、妹!?」
「お、にいちゃん…………。」
周りの子達が騒ぐ中宵ちゃんは1番びっくりしたように目を見開いていた。
「宵。嫌がってるみたいなんでその手離してくれる?」
大城くんは宵ちゃんの手を掴んでいる男の子に少し微笑んでいっている。
それなのに
「えー!大丈夫ですよー。
宵ちゃんもこいつのこと好きで両思いなんで。それよりぃ〜、わたしの連絡先交換してくれませんか?今度ご飯でも!」
女の子は宵ちゃんの手を掴んでる男の子になんやら合図を送って宵ちゃん達は引っ張られて離れてしまう。
あっ………!
離れてしまうと思ったけど
「そーゆうの間に合ってるから。
…………宵。そいつのこと好きなの?」
「違う!だから「だって。離してくれる?
…………これ以上妹に変なことするなら手加減しないよ。」
大城くんが睨みつけながらそう言うとピンッと空気が凍りついたのが伝わってくる。
大城くんの言葉は効果覿面だったみたいで宵ちゃんを囲んでいたみんなは顔を引き攣らせて去っていった。
ひとまず良かった。
ホッと息をついて2人を見つめる。
兄妹だけになった2人は硬い顔をしていた。

