絶叫系が大好きな私と麻里はジェットコースターが終点まで来て、後ろの席に乗っていた斗真と守谷くんを見ながら
「わー、もう一回乗りたい! 楽しかったねー」
って言いながら降りたんだけど。
2人とも全然笑ってなくて。
それどころか斗真にいたっては少し涙目だったから思わず、
「斗真、大丈夫? 降りるの手を貸そうか?」
私は斗真をバカにしてるわけでもなく自然に言ってしまったの。
「だっ、大丈夫だから。こんなの平気だし」
そんな斗真を見た守谷くんが、
「だっせー」
って、斗真にとどめを刺して。
朝から機嫌の悪かった斗真がますます不機嫌になってしまった。
「麻里、ごめん。斗真怒っちゃったかな」
斗真のことを気にしながら私は麻里に謝ったんだけど、麻里は斗真の不機嫌な態度に呆れていた。
「斗真のことは放っといていいよ。多分今日1日あんな感じだと思うから」
ああ、斗真は今日も不機嫌なのか。
斗真は麻里と遊園地に来られて嬉しくないのかな。
私の仲良くさせよう作戦はどうも初っ端から失敗したみたいだった。
「わー、もう一回乗りたい! 楽しかったねー」
って言いながら降りたんだけど。
2人とも全然笑ってなくて。
それどころか斗真にいたっては少し涙目だったから思わず、
「斗真、大丈夫? 降りるの手を貸そうか?」
私は斗真をバカにしてるわけでもなく自然に言ってしまったの。
「だっ、大丈夫だから。こんなの平気だし」
そんな斗真を見た守谷くんが、
「だっせー」
って、斗真にとどめを刺して。
朝から機嫌の悪かった斗真がますます不機嫌になってしまった。
「麻里、ごめん。斗真怒っちゃったかな」
斗真のことを気にしながら私は麻里に謝ったんだけど、麻里は斗真の不機嫌な態度に呆れていた。
「斗真のことは放っといていいよ。多分今日1日あんな感じだと思うから」
ああ、斗真は今日も不機嫌なのか。
斗真は麻里と遊園地に来られて嬉しくないのかな。
私の仲良くさせよう作戦はどうも初っ端から失敗したみたいだった。