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それから千明と梨江はそれぞれ休憩室と外に別れて休憩を取った。
お互いに邪魔にならないようにと、気を使ってのことだった。
「毎日ありがとう。疲れないか?」
千明からお弁当を受け取りながら大和が申し訳なさそうな顔をする
千明はすぐに左右に首を振った。
「1人前も2人前も同じだって言ったでしょう?」
これくらいのことを気にしてほしくなかった。
役職を持っている大和は遅くまで仕事をしているし、なにかとフォローもしてくれている。
自分にできることは、これくらいだった。
「今日は午後からも予約が入ってるから、忙しい日は無理しなくていいのに」
「無理はしてないから、大丈夫」
元々料理は好きな方だし、自分の分しか作らないのはちょっとさみしい気がしていたのだ。
そこまで説明すると、ようやく大和は納得してくれたみたいだ。
ふたりで同じお弁当をつつきながら時間を過ごす。
こののんびりとした雰囲気が千明は好きだった。
それから千明と梨江はそれぞれ休憩室と外に別れて休憩を取った。
お互いに邪魔にならないようにと、気を使ってのことだった。
「毎日ありがとう。疲れないか?」
千明からお弁当を受け取りながら大和が申し訳なさそうな顔をする
千明はすぐに左右に首を振った。
「1人前も2人前も同じだって言ったでしょう?」
これくらいのことを気にしてほしくなかった。
役職を持っている大和は遅くまで仕事をしているし、なにかとフォローもしてくれている。
自分にできることは、これくらいだった。
「今日は午後からも予約が入ってるから、忙しい日は無理しなくていいのに」
「無理はしてないから、大丈夫」
元々料理は好きな方だし、自分の分しか作らないのはちょっとさみしい気がしていたのだ。
そこまで説明すると、ようやく大和は納得してくれたみたいだ。
ふたりで同じお弁当をつつきながら時間を過ごす。
こののんびりとした雰囲気が千明は好きだった。



