そんな中で、先生の住所だけが記載されたものはさすがに持っていなかった。
「仕方ないか。それじゃスマホ番号と、名前と年齢、それに勤め先くらい?」
「そうだな。まぁ、写真が写真だから食いつきはいいと思うけど」
由佳の言葉に進が同意する。
住所がないのは痛いけれど、それでも十分集客はありそうだ。
「写真がダウンロードできた」
和美がスマホを確認して呟く。
4人がそれぞれに目を見交わせた。
この写真を裏SNSに投稿すればもう後戻りはできないという、緊張感に包み込まれている。
そんな中でも由佳は笑っていた。
まるでとても楽しい遊びを見つけた子供みたいに、ずっと口角が上がりっぱなしだ。
「どうしたの? 早く投稿してよ。それから、適当なパスワードでログインしてるんだから、さっさとパスワードも変更して、元の人がログインできないようにしなきゃ」
「そ、そうだね」
いつもの調子の由佳に和美は慌てて頷いた。
パスワードの変更は本来の登録者に気が付かれる前にしないといけないと思っていたところだ。
でも今は、写真を投稿することだ。
「仕方ないか。それじゃスマホ番号と、名前と年齢、それに勤め先くらい?」
「そうだな。まぁ、写真が写真だから食いつきはいいと思うけど」
由佳の言葉に進が同意する。
住所がないのは痛いけれど、それでも十分集客はありそうだ。
「写真がダウンロードできた」
和美がスマホを確認して呟く。
4人がそれぞれに目を見交わせた。
この写真を裏SNSに投稿すればもう後戻りはできないという、緊張感に包み込まれている。
そんな中でも由佳は笑っていた。
まるでとても楽しい遊びを見つけた子供みたいに、ずっと口角が上がりっぱなしだ。
「どうしたの? 早く投稿してよ。それから、適当なパスワードでログインしてるんだから、さっさとパスワードも変更して、元の人がログインできないようにしなきゃ」
「そ、そうだね」
いつもの調子の由佳に和美は慌てて頷いた。
パスワードの変更は本来の登録者に気が付かれる前にしないといけないと思っていたところだ。
でも今は、写真を投稿することだ。



