【完】イケメン同級生に毎日告白された結果。







たぶん、だいたい30分くらい。
不意に部屋のドアが開いて、ちさくんが中に入ってきた。




お風呂上がりのちさくんなんてはじめて見たな。
…ていうか、やっぱりどこからどうみても顔整ってるよね。




近くにいすぎて普段は気にならないけど、ちさくんだってあたしが隣を歩いていい人間ではないのかもしれない…。




学年が違うから学校でのちさくんは知らない。
だけど、ちさくんがあたしの教室まで来て高嶺と言い争いするたびに教室のあちこちから『イケメン二人がそろってる』『目の保養すぎる…』と声が上がるほどだから、たぶんちさくんもモテるんだろう。





なんであたしの周りってこんなに美形しかいないんだ?
絢翔だってどちらかと言われれば整っているほうだし、咲花は幼馴染というひいき目なしでも可愛い。




ますます自分に自信を無くしそう…。





「先輩?」


「あっ…な、なに?」


「ドライヤー借りていいですか」





あぁ、ドライヤーね…。
はいはい、いきなり話しかけられてびっくりしちゃったよ。