「…ま、いいけどね。俺は何があっても楓夕以外好きになんないし」
あれ。
なんで今あたし、ちょっとホッとした…?
それ以上考えたら負けな気がして、思考回路を断ち切る。
「てか、はい。これ」
「…え?」
差し出されたのは、さっき買った商品たち。
これ…高嶺が食べるんじゃないの?
「楓夕が好きそうだと思って買った」
そんな照れたように笑わないで。
もしかしなくても、あたしのこと考えながら商品選んでたってこと…?
「あれ? もしかして外した?」
「…ううん。全部、あたしがほしかったやつ」
「マジ? 大正解じゃん」
すごいよ…。
すごい通り越して、変態レベルだよ。
「本当はほしいものなんかなかったんだけどさ、少しでも楓夕と一緒にいる時間を引き延ばしたくて、コンビニ寄った」
そうだったの?
どこまでもあたしのことばっかで…ホント、あきれる。



